配役(敬称略)
ケイジ⇒小松 ソウ⇒小松 Q太郎⇒永野 サラ⇒永野 レコ⇒小松 ジョー⇒小松 ナオ⇒永野 ホエミー⇒永野 ギン⇒永野
アフレコ台本①『ホエミー登場シーン』
ケイジ
「さあて… ついにやるんだったね」
ジョー
「つーか…今までどこに居たんスか?」
ソウ
「ちょっと…隠し部屋を見つけてね」
サラ
「ソウさん…! 無事だったんですね…!」
ソウ
「それはこっちのセリフだよ
…よかった みんな無事で」
レコ
「一応ドアは開けたままにしておくからな」
Qタロウ
「逃げ道の確保はバッチリってことがやな!」
ケイジ
「それじゃあ 運命の瞬間…いくぞー」
サラ
ケイジさんは置かれた人形の胴体に…手際よく
パーツを取り付けていく…
右手…左手…右足…左足…
そして…頭。
………
…何も起こらない?
Qタロウ
「…待て 何か匂わないか?」
ナオ
「…え…!?」
ジョー
「なあ…周りが白くなって来てないか!?」
ケイジ
「ガスだ…!」
ソウ
「ど…毒…!?
まずいよ…部屋を出なきゃ…!」
サラ
しかし、あっという間に部屋を真っ白なガスが
覆いつくした。
このままガスで全員窒息死するのか?
覚悟なんて…できてない。
ホエミー
『皆さん 毒ガスなんかじゃないから
安心してくださいね』
ジョー
「は…はぁ!?
お…お前…」
「人形じゃないか!!」
ホエミー
「ふふふ… そう あなた方がたった今
救ってくれた人形です 高性能でしょう?」
レコ
「はああぁ!?
どうなってんだ これ!?」
ホエミー
「あはは どうなってるも何も
これから続く試練の道のりを
サポートするために 私は蘇ったのです」
レコ
「近寄んじゃねぇー! 気味が悪ぃ!!」
サラ
「私が聞きましょう!! アナタは何者なんですか!!」
ケイジ
「おまわりさんにも頼むよ
イマイチ話が飲み込めなくてねぇ…」
ホエミー
「ふふ 私の名前は笑い人形 ホエミー
このフロアで皆様をサポートする人形です」
「んふ 既にいくつかの試練を乗り越えたツワモノの皆様に
メインゲームへ誘導するよう 主に言われております」
ケイジ
「主…つまりキミは 誘拐犯サイドの人間なワケだ」
ジョー
「て…敵じゃねーか! ふざけてんのかよ!!」
ホエミー
「あはは! いたってまじめです! あはは!」
レコ
「笑ってんじゃねぇ!! ぶっ殺してやろうか!!」
ホエミー
「ふふ…いやですね… またバラバラになるのは…」
「うふ…うふふ… そうだ…先にバラバラにしてしまえば
いいですよね…」
レコ
「バラバラだと…!?」
ホエミー
「あははは 見せしめってやつですかね…」
ジョー
「…はあ!?
な…なんかオレの首輪…震えて…!」
ホエミー
「えへへ 誰でもいいんです ふふ静かになれば…」
ジョー
「な…なにしたんだよ!?」
ホエミー
「うふふ なんでしょうね」
ジョー
「おい!! 答えろって!!」
ホエミー
「あはは しょうがないですね」
「首輪が爆発するだけですよ あはは あは」
ジョー
「は…はぁ!? ウソだろ…!? なぁ…!?」
「ぐっ… 外れろ…この…!!」
ホエミー
「あはは! 離れて!離れて! 危ないですよー!」
ジョー
「はあ… はあ… はあ…」
ホエミー
「…もちろんウソですよ? うふふ…
楽しんでくれました?」
ジョー
「う…ウソ…」
サラ
ジョーは床に膝から崩れ落ちるようにして倒れ込んだ。
ホエミー
「この首輪はそもそも爆発なんかできませんから」
レコ
「…テメェ…!!」
ホエミー
「はははははははははははははははははは!!」
「えへ おかしくって あは お話も ふふ
できませんね んふふふ」
ギン
「こいつ まともじゃ無いニャン…」
ホエミー
「アナタ達は外へ出るために
これから大きな試練を受けていただきます」
「これまでのように 優秀な者が生き
劣等な者が死ぬというような 楽なものではありません」
「この中から確実に1人…死ぬのです」
「そしてその死ぬ人間は…」
「アナタ方で多数決で決めていただきます」
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アフレコ台本②『ナオ逃亡』
ナレ(せらさん)
『…部屋にいる方へ 連絡を行います』
『遺体の回収を行うため 速やかに
その部屋を 退出してください』
ケイジ
「遺体を…回収?」
ナオ
「……ふ…」
「ふざけないでください!!」
「先生は… 先生は誰にも渡しません!!」
ナレ(せらさん)
『逆らうことは許しません』
『霧の散布を開始します』
ジョー
「また…ガスかよ…!」
ナオ
「いや…! \.\.やめて!! \.\.やめてください!!」
「先生は… 死んでなんか無いんです…!!」
サラ
そう言うとナオさんは、先生の一部を…
Qタロウさんが持ってきた箱に…入れた。
ギン
「な なにするニャン!?
そんなことしちゃ ダメだワン!!」
ナオ
「どいてください!!」
ギン
「待つニャン!!」
サラ
「ギン!! ダメだ! 待て!!」
ケイジ
「こりゃ まずいね… 追いかけるぞ
サラちゃん ジョーくん」
レコ
「頼んだ! ナオは冷静じゃねえ!
丁寧に扱ってくれよ!!」
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アフレコ台本③『ギン救出』
サラ
「ギン!!」
ギン
「さ… サラ姉ちゃん…」
「助けてニャ…! ナオ姉ちゃんを 探してたら…」
サラ
「鉄の檻…! こんなのどうしたら…!」
ケイジ
「あー… うかつに 触っちゃダメだ」
ギン
「ひ… ああ… サラ姉ちゃん…!!」
サラ
「ギン!!」
ギン
「どんどん下に沈んで行ってるニャン…」
「いやワン…! 怖いよぉ…!!」
「助けて サラ姉ちゃん!!」
サラ
(考えろ…! 考えるんだ…!)
~救出後~
サラ
「ふぅ… これで 解放されるんでしょうか…」
ケイジ
「ん… 懐中電灯も 点かなくなったみたいだねー
まあいいか」
サラ
「ギン 開けて
出て来れるかい?」
ギン
「………」
ケイジ
「ギン…」
「…怖かったな
もう 大丈夫だ」
ギン
「…」
「…サラ姉ちゃぁん」
サラ
「ギン……
大丈夫… 大丈夫…」
ギン
「…ぅ…ぅ……」
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アフレコ台本④『1章ラスト』
レコ
「…サラはどうだ?」
ナオ
「…うなされてます」
ギン
「ボク…サラ姉ちゃんのそばに付いてるニャン…」
ナオ
「私も行きます…! 何ができるか…わかりませんが…
それでも… そばに…!」
レコ
「ああ…そうだな」
「今度は 私達が力に…!!」
ホエミー
「うふふ… 次のフロアに行くまで…
皆様 しばし休憩してください」
「え? 帰れるか ですって…?」
「面白い冗談ですね! まだ始まったばかりですよ!」
「楽しみましょう… 皆様 うふふ… あはは…」